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出来るだけ害の少ないもの

そもそも私は高校生の頃、精神分析(力動精神医学)に興味がありました。

だから医学部で臨床医学の講義が始まった頃、精神科の講義を楽しみにしていました。

しかし実際始まってみると、講義の内容は症候学に関するものばかりでした。

そのため失望して興味を無くして、精神科から離れる事にしました。

しかし脳には興味があったため、脳外科か神経内科を選ぼうと思いました。

そして神経内科よりは脳外科の方がより、「脳」であったため脳外科を選びました。

そのうち時代が最先端の脳科学の手法で、力動精神医学的なものも解き明かされるようになってきたと感じました。

最先端の脳科学が、古い力動精神医学(精神分析等)と融合する時代になったのだと感じたのです。

そこで再び興味が戻り、精神科に「戻る」事にしました。

一応力動精神医学とかカウンセリングとかをやりたくて、精神科に「戻って」きたのです。

しかしそこで行われていることは生物学的精神医学一辺倒、つまり薬物療法一辺倒でした。

そこに違和感を感じながらも、やはり力動精神医学をやろうと思いました。

ただし精神分析は高校の頃にかじっていたので、違う力動精神医学を学ぼうと思いました。

そこでユングかアドラーという事になりましたが、ユングはある程度は知っていたので全く知らなかったアドラーを学ぼうと思いました。

そしてアドラーを知るにつれて、寝ても覚めてもアドラーばかりという状態なりました。

これは最も正統なオーソドックスな心理学であると思い、他の精神科の先生方にもアドラー関係の話等をしました。

ところが意外にも精神科の先生方は、アドラーの事などほとんど知らなかったのです。

というよりは力動精神医学にはあまり興味が無く、薬物療法にしか関心が無かったのですね。

そういう考え方にどうしても馴染めないながらも、私も仕方なく薬物療法をしていく事になりました。

その結果、自分自身が薬物療法的思考に洗脳されていきました。

それが当たり前であり、精神療法は時間のある時にだけするというやり方です。

そういった事に疑問を感じ始めたのは、薬物療法の裏事情が分かってきた頃です。

現代の日本は言論統制をされてしまう時代なので、裏事情についてはこでは省きます。

どちらにしても薬物療法はほどほどにして、なるべく害の少ない医療を目指したいと思いました。

それが開業に至った理由ですが、開業してからもやはり薬物療法的な考え方が身についてしまっている事に気づきました。

だからより害が少ないものを選ぼうと、改めて反省しました。

西洋の薬に比べれば漢方エキスの方が害は少ない、波動はさらに害が少ない。

しかしもしかすると結局のところ、全ては所詮対症療法なのかもしれません。

それでも出来るだけ、害の少ないものの方が良いのではないかと。