希望を持つということ
5月 27, 2021
西洋医学では血の流れを良くするという概念の他には、水の流れを良くするという概念もあります。
髄液のシャント手術等は、それに値するものと思われます。
しかし気の流れを良くするという概念は、西洋医学にはありません。
元々東洋医学では、気・血・水をひとまとめにしています。
従って血の流れを良くするという概念は、そのまま東洋医学に応用出来ます(逆輸入のような感じですが)。
気の流れを良くするという事ですね。
この際に詰まっている部位だけでなく、その先の流れも良くするという事も必要になる場合があります。
例えば、太陰肺経が滞っているような症状があるとします。
この時に肺経の流れだけを良くしても、不十分かも知れません。
その先の、陽明大腸経の流れも良くしておく方が良いでしょう。
これを時間と精神症状、というもので考えてみます。
すると
未来の気の流れを良くしないと、現在の滞り(症状)は良くならない場合があるのではないか?
という事になります。
未来の良い気を望む事が、気望(希望)です。
希望(未来の流れの良い気の流れ)が無いと、現在の症状は良くならないという結論です。
だから希望を持ちましょう。
そうする事によって、自然と良い方向へ流れていく筈です。