自分軸と時間軸

自分軸をしっかりと持ちましょう。

自分が何者であり、どうありたいのかをしっかりと見極めるのです。

しかし自分軸を遂行していく時に、妨害が入ってくじけそうになる場合があります。

過去を引きずり、それが現在をもがき苦しめている場合です。

そんな時でも取り合えず過去は肯定しておきましょう。

吉川英治著の「宮本武蔵」に、「吾(われ)、事(こと)において後悔せず」というセリフがあったそうです。

過去を悔やんでしまうかもしれませんが、過去の自分には過去の自分軸があったのです。

過去の自分軸がそのように判断して、その時はそうするしかなかったのでしょう。

否定してしまうかもしれませんが、「その時」が来ると過去軸は財産に変わるでしょう。

さて、自分軸を貫いている未来を想像しましょう。

ぶれずに、自分自身を信じるのです。

そして現在がもがき苦しんでいる状態であるならば、「何か」を変えないといけないということになります。

自分軸の本質は変えずに、枝葉末節の変えてもいいところを妥協して変えるのです。

その「何か」がわからない時には自分軸を信じて、取り合えず今やるべきことをやっていきましょう。

やがて「何か」変えるべきものが自然に見えてきて、気付いたら変わる事が出来ている事でしょう。

その瞬間過去軸は財産に変わり、現在軸と未来軸は「もがき苦しんだもの」から「楽なもの」へと変わります