風邪の特効薬?

風邪はウイルスによるものであり、特効薬がありませんでした。

従来のいわゆる「風邪薬」は消炎解熱鎮痛剤であったり抗菌剤、去痰剤であったり咳止めであったりしました。

つまり、対症療法です。

私が学生の頃、病理学の授業で一番最初に習ったのが「炎症」に関する講義でした。

「炎症とは生体の防御反応である」と習いました、すなわち自然治癒力ですね。

炎症の症状の一つに、「発熱」というものがあります。

生体の防御反応で自己治癒力なのですから、基本的に「発熱」を解熱させてはいけないのです。

風邪の時にいわゆる「消炎解熱剤」を使うという事は、自然治癒力を妨害する事になります。

自然治癒力なのですから妨害しなければ風邪は本来、自然に治るものなのです。

とはいえ「風邪をこじらせる」、という場合があります。

だから風邪を治す特効薬が出来たら、それはノーベル賞に匹敵するものであると言われていました。

それならば、アビガンやイベルメクチンは特効薬ではないのでしょうか。

漢方薬は特効薬ではないものの、自然治癒力を活用する自然療法とか同種療法に分類されるものです。

従って風邪で薬を飲みたいという場合には先ずは、第一選択薬になるものと思われます。

しかしそれでもこじらせそうな場合は、特効薬(?)の出番となります。

RNA ウイルスは、自分の RNA をコピーして増殖していきます。

この時に必要なのが、mRNA(メッセンジャーRNA)です。

ウイルスは、自分ではmRNAを作れません。

そこでヒトの細胞核内に侵入して、その核にある材料を用いてmRNA をつくります。

このmRNA をつくるときに必要な酵素が、ウイルスのRNA ポリメラーゼです。

アビガンはRNAポリメラーゼを特異的に阻害する事により、核内でのウイルスの複製を阻害します。

一方イベルメクチンは核内へのウイルス運搬蛋白と、ウイルス蛋白との結合を阻害します。

この結果、多くのウイルスの複製を阻害します。

ちなみにイベルメクチンは、個人輸入代行サイトで普通に購入出来るようです。