うつ病(うつ状態)とは
身体を活動させるためのエネルギーが不足している状態を、うつ病、あるいはうつ状態と言います。
この場合、食欲や気力といった意欲の低下がみられるほか、憂うつ気分にもなっています。そもそもうつというのは、東洋医学でいうところの気虚にあたるもので、その治療ということであれば、漢方薬(漢方エキス製剤)を使用して気を補っていく、波動機器を用いて磁気を充電するといったことも有効と考えられます。また気を補うという際に肺経と脾経という2つの経路に気を入れることが必要ということもあるかもしれません。
ただ患者さんに集中力が低下している、眠気がいつまでも持続しているということであれば、血虚の可能性もあるので、この場合は血を補う製剤(漢方薬)を使用することも考えられます。また肝経や胆経の流れを整えていくことも有効かもしれません。このほか、頭痛、めまい、疲労感などを訴えている場合は、水毒が疑われることもあるので、腎経や膀胱経を補うこともあるかもしれません。
かつてのうつ病というのは、発症が稀とされ、しかも老人の病気と言われてきました。しかし予後は良いとされ、ほぼ100%の確率で治癒されていたそうです。その後、米国でのうつ病キャンペーンで、若い世代に見受けられるうつ状態もうつ病と診断され、SSRIなどの薬物療法が頻繁に行われ、過剰診断過剰投与になってきました。
もともと製薬会社としてはSSRIを不安障害に使いたかった様です。しかしベンゾジアゼピン系薬物による種々の問題で、不安障害に対する薬物は信頼性が失われていました。そこで、うつ病薬として認可されるようになったそうです。そしてそのうち、SSRIを使用しても効果がみられない(うつ症状が改善しない)という患者さんも見受けられるようになりました。こういった場合を難治性うつ病と言う様です。その原因としては、症状が治まったとして患者さんが自己判断で投薬を止める、あるいは薬の量を減らすなどで起きることが多いと言われています。しかし、単なる離脱症状であったのかも知れません。
うつ病の原因とは
うつ病の原因については、これまで脳内の神経細胞間で情報伝達を介在するとされる、セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンなどの神経伝達物質が減少していくことで発症すると考えられていました。
ただ現在、上記のような説は否定されています。なぜなら神経伝達物質の濃度というのは、個人差があり、多数の人間のデータを集めてグラフ化すると正規分布曲線を描くからです。要するに人によってはセロトニン等の神経伝達物質の濃度が低い方がいて、そのような方たちの濃度をたまたま測定したことで、低かったという結果になったようです。その証として、誰が何度測定したとしても多人数のデータであれば正規分布曲線を描いていることが、何よりの真実ではないかと思われます。
ちなみにセロトニンなどの神経伝達物質を増やすために用いる向精神薬というのは対症療法的なものでしかなく、うつを発症するには必然的とされる理由があるはずで、その理由にしっかり対処していく必要があります。
例えば、ご高齢の方が加齢による衰えがあって、一人暮らしなどをされているのであれば、うつになってしまうことも想定されることのひとつだと思われます。また若い世代の方であれば、新型コロナウイルスの影響などで自宅に閉じこもりがちになって、うつ状態になってしまう…。それはこのご時世であれば、仕方がない面もあるかもしれません。また原因が特定できずに発症しているケースも少なくありません。
うつの治療に関しましては、原因の特定、不特定に関係なく、休養を取ることが良薬と言われています。一部では心の風邪とも言われているうつ病ですが、それは安静に努めることで次第に風邪のウイルスに対して免疫力がついて、やがて体内のウイルスを排出させるという風邪の治療法と同じように休養が一番効果的と言われているからです。まずは、ゆっくり休めるスケジュールを立てていくことから始めていきましょう。
- 診療科目
- 心療内科、精神科
- 電話番号
- 03-6456-1420
- 所在地
- 〒130-0012
東京都墨田区太平3丁目4-8 KOIKE Bld.6F - 最寄駅
-
JR「錦糸町」駅北口より徒歩5分
東京メトロ「錦糸町」3番出口より徒歩4分
※牛丼屋(すき屋)の隣のビルです。
診療時間
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00~13:00 | - | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | - |
15:00~19:00 | - | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | - |